左側は数寄屋造り風としています。奥行きのある軽妙な屋根のつくり、二段の屋根が特徴です。
元は茶室に使われるつくりですが、住宅で使うのにも適しています。
前方の竹林で、正面からの視線がないので、縁台に座ると両サイドから視線が遮られ、プライベートな空間としてゆったりと過ごせます。
我孫子市N様邸
吹き抜けのあるリビングから階段を見ています。
1Fと2Fに開口を大きくとり、透かし階段を光が通る形にして、廊下を明るくしています。
リビングの吹き抜け上部です。
屋根勾配に合わせた勾配天井で梁を現しにして無垢の羽目板で仕上げています。
床の間、仏壇、押入れです。仏壇も大工工事と建具工事で対応できます。
キッチンの腰壁を利用してくぼみを作り、スリッパ置きや小物置きとしています。
ダイニングは縁なしの畳敷きとして、掘りごたつ式としています。
カウンターは天然木の一枚板を使用しています。
ダイニングの天井は勾配をとって竿縁での仕上げです。
腰壁と合わせ、積極的に木仕上げを使っています。